2015年12月23日(水)
WOWOW「町山智浩の映画塾!」──町山智浩×春日太一対談
春日太一&町山智浩 日本映画地獄篇第2弾!
第一部
勝新太郎『兵隊やくざ』全9作!
『座頭市』に匹敵する人気シリーズなのに、春日太一の名著『天才 勝新太郎』のなかでもほとんど触れられなかったのはなぜ?
『人間の條件』とまったく同じ舞台、同じ時代を描く実話の映画化なのに、内容はまったく逆の痛快アクション・コメディ!
勝新といえば風呂!風呂場の乱闘!素晴らしい股間隠しテクニック!
毎回登場する人気女優によるマドンナがほとんど娼婦役!
第二部
内田吐夢監督『宮本武蔵』全5部作!
数ある『武蔵』の映画化のなかでも最も強烈!
「人間として高みを目指す」と言いながら殺しまくる錦之介!
町山は子どもの頃、テレビでこれを観てトラウマに!
内田監督のなかに渦巻いていたのは何か?
五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』
『五社英雄 極彩色のエンターティナー』を編集した春日太一が語る裏話!
五社監督は人生のすべてをこの一本に賭けていた!
名ゼリフ「なめたらいかんぜよ!」は原作になかった!
肝心の鬼龍院花子はどこ行った?
12月23日(祝・水)「町山智浩の映画塾!」 | |
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13:00 | 開場 |
13:30 | 第1部開演 |
15:30 | 休憩30分 |
16:00 | 第2部開演 |
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春日太一
時代劇・映画史研究家。1977年生まれ。東京都出身。週刊文春、週刊ポスト、時代劇専門チャンネルガイド、日本映画専門チャンネルシネマガ等多くの媒体で、映画およびテレビドラマに関する執筆活動をしている。
単行本も多く出版し、著書に「天才勝新太郎」(文春新書)、「仁義なき日本沈没」(新潮新書)、「仲代達矢が語る日本映画黄金時代」(PHP新書)、「あかんやつら~東映京都撮影所血風録」(文藝春秋)、「なぜ時代劇は滅びるのか」(新潮新書)、「時代劇は死なず」(河出文庫)、「役者は一日にしてならず」(小学館)がある。
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町山智浩
映画評論家。1962年東京都生まれ。早稲田大学卒業後宝島社に入社。雑誌『宝島』、『別冊宝島』ムック『おたくの本』『裸の自衛隊』『いまどきの神サマ』などの編集に携わる。その後洋泉社に転じ編集長として雑誌『映画秘宝』創刊、97年に退社後渡米。『映画の見方がわかる本』『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』ほか著書多数。ガース柳下、ウェイン町山として翻訳家・映画評論家の柳下毅一郎とファビュラス・バーカー・ボーイズを結成し映画ファンに絶大な人気を誇る。共著に『地獄のアメリカ観光』『ファビュラス・ バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』等がある。現在、アメリカバークレイから様々なメディアを通じて映画評論を行っている。